履物とバッグでおしゃれの総仕上げ

着物と同様に草履やバッグにも格の違いがあります。材質や型によって礼装用・外出着用・カジュアル用と異なってくるので、着物の格に合わせるのがポイントです。

草履とバッグのコーディネート

結婚式などの正式礼装には

草履:金・銀・箔地・錦織りなどの布製のもの、またはパール調にエナメル加工したもの(鼻緒と台がコンビニなっているものが礼装用)。かかとが高いほうが礼装用だが、歩きにくければ無理に高いものを履く必要はない。
バッグ:草履とセットのものか、小型で古代裂などの抱え型か手提げ型。

披露宴やパーティーなどには

正式礼装と同様だが、バッグはイブニングドレス用のパーティーバッグでもよい。着物には小ぶりの抱え型が合う。立食パーティーなら手提げ型が便利。

外出着には

草履:訪問着・付け下げ・色無地の場合は、布製よりもエナメルがモダン。かかとの高さは4〜5センチぐらい。
バッグ:錦織り・古代裂・ビーズ・リボン編みなどの抱え型か手提げ型。

カジュアルな着物には

草履:エナメル加工・とかげなどの爬虫類の革・布にビニールコーティングしたものなど、趣味性が高く、鼻緒と台が別々の色になっていて、かかとが3〜4センチぐらいの低めのもの。
バッグ:牛革・爬虫類の革・布製・布と革を組み合わせたもの・小紋染め・ろうけつ染めなどの袋型・抱え型・手提げ型。袋型の巾着はものがたくさん入るので便利。気軽な外出なら洋装用のハンドバッグやボストンバッグでもよい。

普段着や浴衣には

近所への買い物や浴衣での外出には下駄を履きましょう。下駄の台には白木・塗りのもの・鎌倉彫りなどの彫りのものがありますが、一番軽くて履きやすいのは白木の桐下駄です。鼻緒は木綿・ビロード・革などがあります。
本来は足袋を履いて下駄を履くものですが、普段着の場合、足袋は履いても履かなくてもOKです。ただし、浴衣の場合はもちろん素足です。

新しい下駄を履く前に

新しい下駄をそのまま履くと、皮膚がすれて痛くなることがあります。先に前鼻緒を強く引っ張り、ゆるめてから履きましょう。