入園・入学・卒業式の着物

子どもの入園・入学式に付き添う母親は、これからお世話になる先生方へ敬意を払う意味でも、品の良い知的な装いを心がけましょう。
スーツ姿も素敵ですが、品格と華やかさでは着物のほうが数段上です。

ヤングミセスの装い

二十代から三十代の若い母親の場合は、付け下げ以上の格のある訪問着でも良いのですが、華美になりがちなので、一つ紋付きの色無地か友禅小紋・東京小紋などをすっきりと上品に着こなしましょう。
模様は肩と裾にあっさりと入ったもの、ぼかし染めやろうけつ染めなどの控えめなものがふさわしく、大柄は不向きです。
色はクリーム・ブルー・ピンクなどのパステルカラーがやさしく上品に見えます。古代紫や濃紺などは知的で落ち着いた印象を与えます。

ハイミセスの装い

子どもが高校や大学に進んだハイミセスの場合は、落ち着いた色の江戸小紋に黒の紋付き羽織や絵羽羽織を着ます。黒紋付きでは地味すぎるという人は、色無地の紋付き羽織でもかまいません。羽織の色は着物との調和を考えて選びましょう。
帯は、袋帯か通し柄の名古屋帯などといったドレッシーなものが似合いますが、江戸小紋には綴織りの名古屋帯などにします。

卒業式は多少華やかに

卒業式は入学式よりも多少華やかな装いにして、子どもが学窓を巣立つ喜びを表現しましょう。
着物は、一つ紋付きの色無地・格のある訪問着・付け下げなどにします。羽織姿はあくまでも略式なので、卒業式のような改まった席では、帯付き姿で出かけるのが礼儀にかなっています。ただし、華美にならないように色柄は抑えたものを選びましょう。
帯は、伝統柄のどっしりとした錦織りや唐織りのものが渋く、母親の風格も表現できます。

コートやショールも忘れずに

卒業式が行われる時期はまだ寒いので、着物に合わせた品の良いコートやショールも忘れないようにしましょう。

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