初春や 慣れぬ和服で レギンスちらり

初釜は、お茶席の中でも最上級の格式あるお茶席です。
列席する人は、振袖や訪問着、色無地など、華やかな中にも品格がある装いになります。

普段からお茶席に慣れている人は、和服の寒さ対策も万全です。
でも、普段は和服を着る機会もない人が初釜に列席すると、いろいろ苦労があります。

とにかく一番の問題は寒さです。
ところが、もともと着物など年に一回着るか着ないかですから着物用の防寒下着を持っていない人がほとんどです。

そこで登場するのがレギンスです。
着物の下に洋服用の厚手のレギンスを着用する人が多いのですがこのレギンスが少々曲者です。

というのも素材の滑りが悪いのです。
座ったり立ったりしているうちにレギンスがこすれて着物の裾が長くなってしまうのです。

お端折りが崩れていきますから、他の部分も着崩れてきます。
それに、階段では下側に居る人の目線の前に足元が来ることも珍しくありません。

椅子席では後ろ側から見ると足首が見えます。
黒のレギンスは結構目立つんですよね。
せめて白なら、あまり目立たないんですけども。

(ライター : n.m