一泊旅行も荷物はこれだけ

着物で旅行というと大荷物になるというイメージがあり、想像しただけで億劫になってしまいますが、実は、上手にまとめることさえできれば、ハンドバッグ一つで十分なのです。

まずは天気をチェック

準備する持ち物は、着替えの下着と足袋、洗面化粧用具、あとはいつものハンドバッグの中身ぐらいで済むので手間はかかりません。
それよりも最初にチェックすべきことは、旅行先の天気です。バッチリ晴れるのか、雨がぱらつきそうなのか、暑いのか寒いのかを、おおまかでいいので確認してから着物を選ぶようにします。ちりめんを選ぶと、雨に降られたら生地が縮んでしまうので、心配なら紬にしておいたほうが無難です。
また、せっかくのおいしい食事も、こぼすことを心配して楽しめなくなるくらいなら、最初から汚れの目立たない、例えば黒や臙脂といった色の濃いモノを着ていくようにしましょう。

着ていく着物の準備

次に、着ていく着物の準備についてご説明します。

着物が決まったら、長襦袢に半衿を2枚くっつけておきます。2枚目の半衿は適当に重ねてざっくりと縫い付けるか、両面テープで留めておきます。安全ピンで軽く留めておいてもかまいません。違う柄を2枚揃えれば、1日目と2日目とで違う雰囲気を出して変化を楽しめます。
帯も、1本で両面が使えるリバーシブルのモノがおすすめです。
ちなみに、羽織の季節は紅葉から桜までの時期となっています。羽織を着るなら、帯は気軽な半幅帯で問題ありません。

風呂敷も必需品

もちろん、ハンドバッグ一つで行ったとしても、帰りにお土産だらけになることは間違いないので、風呂敷をしのばせておくのは忘れないようにしましょう。

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