半衿をもっと楽しもう

半衿の基本色は白ですが、素材によっては白すぎて見えたり、マンネリ化してしまって味気なく感じたりすることもあります。今回は、さまざまな素材や色柄の半衿をご紹介します。

日本人の肌に合う色

着物と肌の色のバランスを考えると、日本人の肌には、真っ白よりもほんのり生成りが入っているくらいがちょうどよくなじんで、着物も選びません。色半衿なら落ち着いた雰囲気のベージュや、優しい印象の薄桃色が、どんな着物にもよく合い、顔映りもよくなります。
どうしても白半衿にこだわりたいという場合でも、ちりめん・ふくれ織・綿レースなど、素材を変えるだけでまた違った雰囲気を醸し出すことができます。

木綿の半衿を手作りしてみよう

季節を問わずに付けるには、木綿の半衿が重宝です。気に入った木綿の生地があったら、ぜひ手作りしてみましょう。作り方はとても簡単です。

  1. 90cm(110cm、120cmでも可)の布幅で16cmくらいの高さに切る。
  2. 端を折り込んで縫う。

端は折り込んで縫えば洗濯をしてもほつれにくくなりますが、ピンキングばさみで処理するだけでも十分です。

自分で刺繍ができる人には

昔の半衿のようにこってりした刺繍の半衿だと、合わせる着物を選びますし、ゴージャスすぎて悪目立ちしてしまいますが、ぽつんと小さく刺繍がのぞくくらいのさりげない半衿がお好みの場合は、いろいろな図案でオリジナル刺繍半衿を作ってみるのもおすすめです。

肌の弱い人には

半衿は首に直接触れるものなので、肌の弱い人にとってはその素材が重要です。かといって絹の半衿ばかりではお手入れが大変です。
そんなときには、ダブルガーゼの半衿を選ぶと、肌に優しいだけでなく、見た目も柔らかな印象になります。