このサイトは、職人の息子が作成・運営をしています。

金彩の絞り染め着物職人

綺麗に染め上がった絞りの着物生地に、独自の手法で金の彩色を施す職人で、昔は総絞りの振り袖をメインに制作していました。

絞り染め着物職人の作業風景

いまでは、昔のように豪華で派手な一枚絵の総絞り振袖を、成人式に着ることも少なくなりました。

多くの職人仲間が廃業し、もう作れなくなった絞り柄もたくさんあります。
友禅のように描く技法ならインクジェットプリンタで色んな絵柄を出すこともできると思いますが、絞りで絵柄を出す着物は一巻き一巻きが手作業のため、今後もどんどん作れなくなっていくと思われます。

このサイトで提供するお誂えサービスも、2019年で75歳になった職人が、着物を作り続けることができる期間までとなります。

職人夫婦の二人で、お着物をお誂えします。
小さな工房ですので、お作りできる数も少なく、限られた枚数でのご提供となりますが、何卒よろしくお願いいたします。

絞り染め技法の紹介

御存知の通り着物作りは分業化されていて、元々は金彩を描き入れる職人でした。
しかし仲間が廃業していく中で、絞りの着物が作れなくなってきたので、その技術を会得し、自分でいろいろな絞り方が出来るようになったという、ちょっと変わった職人の絞り染め技術です。(生地の染めや帽子・湯のしなど、他の職人に依頼している部分も、もちろん残っています。)

竹絞り

筒絞り

板締め絞り

準備中です。(※ 職人は京都に移り住んで長いですが、生まれ育ったのは愛知県・日間賀島です。最初はなんと漁師でした!いまなお、頑なに日間賀弁でしゃべります。動画が京都弁(関西弁)でないのはそのためです。。。)

昔の着物ギャラリー

下記は、着物職人が昔制作した(あるいは制作に携わった)着物です。ほとんど写真で残っていないので、ほんの一部です。
もう今では作れなくなった柄も多くありますし、どちらかというと昔の試作品や、傷・難有り商品等のため売れ残った着物が写真で残ることが多いのですが、もし宜しければ、御覧になってください。お楽しみいただければ幸いです。
(クリックすると、拡大写真がご覧いただけます。)

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