シワで失敗しないために

卒業式・入学式・お花見・お茶席・発表会など、着物で出かける機会はけっこうあります。

タンスにしまっておいた着物をいざ着ようと思ったらシワになっていた、という失敗をしないためにも、定期的にチェックしましょう。

軽いシワの取り方

着物のシワは、着用前に1〜2日ほど着物用ハンガーに掛けて陰干ししておけば、たたみジワ程度なら取れることもあります。帯も同様にハンガーに吊るしておきましょう。

それでも取れない場合は、あて布(共布か胴裏、あるいは糊気のない白地の木綿生地)をして裏側からアイロンをかけます。
ただし、これらはあくまでも軽いシワの取り方です。強いシワや高価な着物の場合は、専門店へ相談しましょう。

絹素材・金箔・金糸・銀糸にスチームアイロンは厳禁!

吊るしただけでは取れないシワは、あて布をして裏側からアイロンをかけます。
ただし、絹素材の着物にスチームアイロンは絶対厳禁です。蒸気で絹が縮んでしまう可能性があります。

また、変色してしまう心配もあるので、まずは目立たない部分で試してみましょう。特に金箔・金糸・銀糸などの部分はアイロンをかけると変色してしまうので避けてください。

着用後のお手入れ

着用後の着物は湿気を含んでいます。そのまますぐにしまうとカビや黄ばみ、縮みなどの原因にもなるので、直射日光の当たらない風通しの良い場所で着物ハンガーに掛け、半日〜1日陰干ししましょう。

また、長襦袢や帯のシワも伸ばしてからしまうようにすると、次回も気持ちよく身に付けることができます。

折り目と区別しよう

ただ、シワを取るといっても、着物には折り目もあるので、しっかり区別し、シワと混同してしまわないように注意する必要があります。