ゆかたを家庭で洗う

夏のオシャレの定番とも言えるゆかたですが、汗を吸ったままだったりシワが残ったりしていては台無しです。
そこで、ゆかたの家庭での洗い方をご紹介します。

色落ちのチェック

まず、洗う前に色落ちのチェックをします。
白いタオルやハンカチに水をつけ、色の部分をトントンと軽くたたくと色が出てくる場合は、色移りや脱色を引き起こす可能性が高いので、専門店に相談しましょう。

型崩れと色移りに注意

ゆかたは洗濯機でも十分洗えますが、その際は型崩れを防ぐためにネットに入れてください。
ゆかたの洗濯で最も気をつけなければならないのは、色移りです。一般的な洗濯用洗剤は、洗浄力は高いのですがアルカリ度も高く、色が流れやすくなってしまいます。また、水温が高く、洗濯時間が長いほど色が移りやすくなります。

汚れの度合にもよりますが、基本的に洗濯機で洗う場合は、弱回転で2〜3分洗えば十分です。

脱水したらすぐに干す

たっぷりの水ですすいだら、脱水をします。

  1. まず高速回転で5〜10秒くらい回して一度停止し、ゆかたを取り出して色移りが起きていないかチェックします。
  2. まだ水気がかなり残っていると感じたら、再度5〜10秒脱水します。
  3. 色移りが発生しやすくなるので、すぐに手で軽くシワを伸ばして整えながら干します。

日頃のケアが肝心

以上が家庭でできるゆかたの洗い方になりますが、絞りや特殊なラメ加工などのあるモノは自分で洗わず、専門店へ相談しましょう。オゾン溶水で消臭・殺菌・漂白を施し、仕上げにアイロンをかけてもらえるので気持ちの良い仕上がりになります。

ただし、衿や脇の皮脂汚れ、汗ジミやファンデーションの汚れ、泥はねなどは完全には落としきれないので、やはり日頃のセルフケアが肝心です。

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