【お知らせ】
2018年から、小さいサイズの室内用鯉のぼり(ミニ版)を販売しています。
従来の絞り染め鯉のぼりの、約1/4の大きさになります。その分、お値段も安くなります。
トップページ▶からお求めいただけます。

絞り染め鯉のぼりの生い立ち

2015年、当時70歳の着物職人が孫のためにつくった「鯉のぼり(大きい版)」がきっかけです。

着物職人が孫に作った鯉のぼり着物を誂える方法で作りました。
職人がひとり手作業で作るため、制作数は多くありませんが、ご用命の際は、お気軽にお問い合わせください。

着物の生地を使い、絞り染めの技法で制作します。着物を誂えるのと同じ工程で、すべて職人による手作業です。
職人と技の紹介はこちら▶

絞り染めは、糸などで絞った部分が柄として浮き出てきます。

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描きも入っています。

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インテリア用の鯉のぼり

我が家では、壁にかけた紐に竹の洗濯バサミで鯉のぼりを飾っています。インテリア用鯉のぼり節句飾りだけではもったいない! 大切な人のおもてなしに。 和の伝統を飾ってみませんか?
インテリアにすれば、着物を着ない人も、いつでも正絹の絞り染め着物を楽しむことができます。
外国人のゲストには、とくに喜ばれます。着物や染め、端午の節句、鯉のぼり、こどもの日など、日本の伝統と文化の話に花を咲かせましょう。

手作業の絞り染めは高齢化した職人とともに消えつつある日本の伝統技術。インクジェットでプリントできない絞り染めは、テクノロジーでの代替が困難です。いつまで作り続けられるか分からない、京都の絞り染め着物職人の技を『鯉のぼり』に託しました。青空を舞う鯉のぼり絹の肌触りが心地の良い室内用の鯉のぼり。ずっと眺めていたくなる鯉のぼりです。

鯉のぼりの制作について

鯉のぼりの制作には、全部で8色の染めをします。日本伝統の絞り染めの手作業(下記映像の作業)を8回繰り返します。

絞りもすべて手作業です。鹿の子絞りは、着物職人の母が担当します。

我が家は個人経営の着物工房ですので、販売店舗はありません。ネットのみでご提供となりますので、何卒ご了承ください。

2016~2017年版 鯉のぼり

2016年度版室内用こいのぼり

  • 真鯉(まごい)は、巻き上げ絞りが使われています。
  • 緋鯉(ひごい)は、鹿の子絞り 、小帽子絞り、桶絞りが使われています。鱗の部分の模様は古典柄で、青海波(せいがいは)という日本の伝統文様です。
  • 子鯉(こごい)は、巻き上げ絞り(笠巻絞り)と桶絞りが使われています。
  • 吹き流しは、ぼかし染です。

2016~2017年に制作していた鯉のぼりは大きなサイズ版で、
幅は19cm(着物の反物の幅の約半分)です。
長さは、
吹き流し:100cm
真鯉: 92cm
緋鯉: 86cm
子鯉: 80cm
です。

鯉のぼりは、着物を誂える手法で制作されています。
そのため、取り扱いやメンテナンスも、着物と同じようにお考え下さい。
着物に施すのと同様の撥水加工をしていますが、あくまでも水を少し弾く程度で、ずぶ濡れにして良いというものではありません。また、日焼けをしないように長時間日光の下に置いたりしないなど、ご注意ください。
室内用の鯉のぼりとして、制作している作品です。

大きいサイズ版【当時の価格】 5万8千円(税込み)

着物職人の室内向け鯉のぼり天までのぼれ!

【お知らせ】
2018年から、小さいサイズの室内用鯉のぼり(ミニ版)を販売しています。

従来の絞り染め鯉のぼりの、約1/4の大きさになります。その分、お値段も安くなります。
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