2014年7月13日 / 最終更新日 : 2015年5月9日 喜泉堂 きもの談義 夏にうれしい木綿の着物 木綿の着物は、本来は家着、普段着でした。また、商家や武家の家で「冬でも木綿の着物で生活する」ということは、「倹約する」という意味でもありました。木綿は庶民の普段着、商家や武家の使用人の着物だったのです。しかし、現代の着物事情では少し様相がちがいます。
2014年7月11日 / 最終更新日 : 2015年5月9日 喜泉堂 きもの談義 夏の芸術品 紗と絽 「絽」も「紗」も布の織り方の名前です。縦糸と横糸の間を粗く織ってあるため通風がよく、透けて見えるので見た目にも涼しげです。薄物と呼ばれ、夏のきもの地として古くから愛されています。
2014年6月14日 / 最終更新日 : 2018年1月5日 喜泉堂 きもの談義 着付け教室『雪果(SEKKA)』さんと、きものブギウギ『もとやま教室』さん 京都・御所西で着物はじめてさん向け着付けレッスンをしている着付け教室『雪果(SEKKA)』のマリコ先生が、職人の工房へ遊びに来てくれました!光栄です。 喜泉堂 絞りの工房見学 その1|雪果 -SEKKA- 京都 御所西の […]
2014年5月27日 / 最終更新日 : 2015年5月11日 喜泉堂 きもの談義 梅雨時の着物 梅雨の季節では、いつもは着物を着て出かける観劇や食事にも、「何もわざわざ着物で行かなくても」という人も多いと思います。一方で、お茶席や結婚式などどうしても着物でないと済まない会合もあります。実は、梅雨の季節ならではの着物の良さもあるのです。
2014年5月26日 / 最終更新日 : 2015年5月11日 喜泉堂 歌舞伎 目に青葉、團菊祭と初鰹 東京・歌舞伎座の5月興行といえば、もう、團菊祭と決まっています。「目に青葉、山ホトトギス初鰹」とは、初夏の訪れを喜ぶ俳句ですが、この山ホトトギスの部分を、団菊祭と置き換えても銀座界隈の人なら、なるほどと納得してもらえるのではないでしょうか?
2014年5月25日 / 最終更新日 : 2015年5月11日 喜泉堂 きもの談義 初夏の着物 初夏は、古い慣習でいうと「袷で帯付き」の季節です。確かに、肌寒い日にはそういう装いもいいのですが、中旬ころからは汗ばむ日もあります。この季節の難しいところです。5月中なら透け感のない生地で単衣、6月に入れば紗袷がおしゃれです。
2014年3月27日 / 最終更新日 : 2014年3月27日 喜泉堂 歌舞伎 女形の豪華絢爛衣裳 歌舞伎の女形の衣裳には、立役のものよりもさらに豪華で素晴らしいデザインのものが多くあります。衣裳の種類や特徴などを知っていると、その役の身分や職業、経済力や生活環境などまでがすぐ分かるので、歌舞伎を何倍も楽しむことができます。
2014年3月23日 / 最終更新日 : 2015年5月12日 喜泉堂 歌舞伎 歌舞伎の代表的な衣裳 歌舞伎の舞台では、衣裳も時代・階級・生活・土地等によってさまざまです。さらに、洋服のコーディネートでは考えられない、大胆な色使いや配色がほどこされた華麗で豪華なものが多くあります。
2014年1月24日 / 最終更新日 : 2015年5月12日 喜泉堂 きもの談義 昭和の銘仙(めいせん) 母の銘仙の着物は、着なくなると次に座布団に変わり、布団たちも中の綿がくたびれて役目を終えると、今度はベビー布団に生まれ変わりました。昭和の銘仙は、着物独特の長方形を組み合わせる裁断方法だからこそ、丈夫で末永く働いてもらうことができたのしょう。
2014年1月11日 / 最終更新日 : 2015年5月12日 喜泉堂 歌舞伎 ウメチュウのビジュアルはかなりヤバい! ウメチュウのビジュアルはかなりヤバい!つまり…梅川忠兵衛の道行の舞台はあらすじもさることながら視覚的な美しさが素晴らしい!2013年末、京都南座の顔見世興行夜の部の演目の中にある「道行雪故郷(みちゆきゆきのふるさと)」演じる俳優が美貌の人とあれば、梅忠のビジュアルはかなりヤバいのです。