もっとチープにラクに着る
着物を着るというと、お金がかかる上に何から何まで形式を重んじなければならない堅苦しいことのように思ってしまいがちですが、実は、もっと安く上げたり気楽に着こなしたりすることができるものなのです。
意外と人は見ていない
まず、丈が合わなくてもそのまま着てしまいましょう。着丈が足りない着物を着ていても、おはしょりがあるかどうかということは意外と気づかれないものです。
帯結びに自信がないときは、半幅帯をぐるぐる巻きにして端を適当にはさみ込み、上から羽織を着てしまえば十分ごまかせます。兵児帯にすれば、巻いて蝶結びにするだけなので、帯結びができない人でも大丈夫です。
小物を手作り
また、次のような小物を自分で作ることもできます。
腰ひも
伝線したストッキングの脚の部分を適当な長さに切れば、腰ひもの代わりになります。伸びるのでけっこう良い使い心地です。つま先部分が気になる人は切り落としたほうがいいかもしれません。
夏用の帯枕
軽くて通気性が良いという点で、ヘチマのたわしがおすすめです。ただし、一度ガーゼか何かで包んでから使いましょう。
動きづらさもこれで解決!
着物ならではの動きづらさが気になるという人にも、良い解決法があります。
袖が邪魔になる
古布のひもをたすきにします。
袂が気になる
上から割烹着を着てしまいましょう。
前がはだけるのが気になる
前掛けをすれば、前がはだけないので自転車にも乗れます。
堅苦しく考えずに
このように、あるモノで間に合わせたり自分で作ったりして、よりチープで気楽な着物ライフを実現させることは十分に可能です。
興味はあるけどなかなか踏み出せないという人も、堅苦しく考えずぜひ気軽にチャレンジしてみてください。