着物のときのメイクアイテム
洋服のときと同じく、着物のときにもメイクにはこだわりたいものです。
紫外線対策
着物は袖があって肌を見せないようにできている、紫外線対策には抜群な服装なので、基本は日焼け止めと日傘でバッチリですが、衿足(首の後ろ)の日焼けは気になるところです。メイクをするときは、日焼け止めを首の後ろのほうまで塗るのを忘れないようにしましょう。
元祖・美白コスメ
うぐいすの粉は、実際はうぐいすのフンで、平安時代から日本女性が使ってきた元祖・美白コスメとも言えるものです。
うぐいすのフンは、昔から着物のシミ抜きなどに使われていました。絹を傷めずにシミだけ抜くということで、人間の肌の美白にも使われるようになったそうです。スーパーのコスメ売り場などで手軽に手に入ります。
ハンドケア
着物は肌を出している部分が少ないので、手には意外と視線が集まります。つい顔のお手入れにばかり力が入ってしまいがちですが、着物を着る人はハンドケアにも気を使いたいものです。美容液に使われる成分が入ったハンドクリームとハンドパックでのお手入れがおすすめです。
香水が苦手なら
香水の強い香りが苦手な人には、揮発がゆっくりで香りもふわっとしている練り香水がおすすめです。手首や耳の後ろなど、脈打つところに塗ればほのかに香ります。シュッと吹きつけるわけではないので、着物に直接かかる心配もありません。
ネイルはさりげなく
着物を着ると全身が和の雰囲気になるので、ネイルまでコテコテの和風にしてしまうとくどくなります。四季をイメージする色をグラデーションに塗ったり、花の色をベースにしたり、ネイルシールを散らしたりするなど、着る着物のコーディネートにさりげなく合わせましょう。
ただし、長い爪は帯を傷つけることもあるので注意が必要です。